葬儀にイヤリングは着用できるのか
2017年02月17日
葬儀の際は服装のマナーはしっかり守っていきたいですが、アクセサリーはどうするのか気になる人も多いのではないでしょうか。お葬式や通夜の場面では装飾品はできるだけ使わず、結婚指輪のみ許されていることが多くなっています。海外ではお葬式の場合もアクセサリーをつけますが、日本ではもともと和服が正装であったこともあり、何もつけないことが一般的でした。最近は洋装で葬儀を行うことも増えており、その際にはパール、黒真珠などのネックレスをつけている人も多くなっています。そしてパールを購入する際はネックレスとともにイヤリングもセットになっていることが多いですが、それゆえ、イヤリングはつけて良いのかどうかと迷っている人もあるのではないでしょうか。
まず、ネックレスとセットのものなら良いという場合もありますが、地域によってはつけないこともありますので、まわりの人の意見を聞いたり、葬儀社に相談してみることもおすすめです。まわりにアクセサリーをつける人がいないのであれば、つけないほうが無難です。最近は以前に比べて服装やアクサセリーにはより寛容になっている傾向もありますが、やはりあまりに大きく目立つものやチェーンがついているものなどはふさわしくありません。パールが使われているものでも2連になったネックレス、装飾が華やかなイヤリングなどはやはりふさわしくありませんので、つける場合はできるだけシンプルな目立ちにくいものを選びたいところです。
パールの色は白、グレー、黒などが選ばれますが粒が大きすぎるものは向いていませんので、大きさにも注意したいところです。留め具の部分はつい忘れてしまいがちですが、ゴールドのものは派手になってしまいますのでこちらも注意が必要です。